中学生の長女が巻き爪の手術をした話
長女は小学生のころから足の巻き爪に悩んでいました。
左足の親指の片方のみがくいこんで化膿してました。
見かねて形成外科へ通院し、一度手術)局部麻酔をし、切除して縫合をしてもらったものの、再発してしまいました。
通院を勧めましたが、この局部麻酔が本人にとってつらいものだったらしく、その後再発しても病院に行きたがらなくなってしまいました。
病院でこういうのとか紹介されたけど、続きませんでした。痛いんですって。
ただ、このツメキリを使ってなるべく爪をのばし、爪の角を真四角に切ることだけは注意していました。
手術を決断したわけ
うちの子はいわゆる陥入爪でして、爪が脇の肉に食い込んでいるのです。
中学生になって部活動が始まりました。運動系の部活です。
毎日ランニングなど足を使うことが多くなり、ちょっと触れただけでも激痛が走るようになりました。家で裸足で歩いているとき、空気を感じるだけで痛いともいうように。
ネットでいろいろ調べた結果、巻き爪の処置方法として、フェノール法というものがあることを知りました。
フェノール法は、爪の根本部分から切除して、根元に爪が再生しないよう処置するものです。
再発の可能性も低いようでした。
やっぱり局部麻酔はあるので、そこだけ我慢できたら、あとは痛くないよと何度も説得し、病院へ行くことにしました。今回は小学校の時とは別の病院の外科に行きました。
初回診察時に「フェノール法」とは言いませんでしたが、同じ処置をしてくれるという話を受けました。
決心着いたらまたおいでと言われて、化膿止めの塗り薬と飲み薬、痛み止めの飲み薬を処方されました。
処方された薬は気休め程度で効果はありませんでした。
部活も休憩しながらになり、皆が心配してくれました。
そこで、一年生のうちに手術したほうがいいと何度か説得し、イヤイヤながらも決断しました。
病院へ手術の予約をし、当日を迎えました。
名前を呼ばれ診察室に入りましたが「お母さんはここで」と娘だけ診察室に入り、私は廊下で待つことになってしまいました。
10数分後、
「いたい、いたい、いたい!!!!」
麻酔の瞬間です。
それから20分くらいたったでしょうか。診察室のドアが開き、中へ入るよう指示されました。
ややすっきりした表情の長女の姿がありました。
当日や翌日は爪の付け根部分が激痛だったようですが、以降は痛みが全くなく、絶好調になりました。
ネットで近くの病院で陥入爪の治療をしてくれるところを検索するのは簡単です。
家族で同様の症状を持つ方、ぜひお勧めします。
でも高齢になるとできないようですのでご注意ください。