がま口ハンドメイド日誌その36 親子がま口
大きめのがま口を作りたいとずっと考えていましたが、ついに、つくりました。
親子がま口。
口金が大小ついているのでそう呼ばれてます。
今回の口金は幅が20.4cmほどあるので、お財布はもちろん、バッグとしても使えます。
それを狙って、カン付(口金の上部にショルダーをつけられる丸い金具のこと)の口金にしました。
以前、二口がま口というものを作りましたが、作り方はそれに似ています。
初めての形ですが、がま口屋万莉さんの型紙と口金なので安心感があります。
生地の裁断
パーツも多い。縫うのをできるだけやりたくない私にとっては気が重いところですが、ミナペルホネンのタンバリンやchouchoの生地でどうしても親子がま口がほしかったので、その気合いだけで頑張りました。
カードポケットもこの時点でつけておきます。(下手ですね…)
表地だけ接着芯を貼りました。
今回、この接着芯を購入しましたが、しっかりしていてよかったです。上述のマリメッコのがま口キットを買ったときについていた接着芯と同じものです。
接着芯 中厚手 100cm×200cm《接着芯 接着 芯 アイロン接着芯》
- ジャンル: 接着芯
- ショップ: 手作り工房 MY mama
- 価格: 285円
縫い合わせ
①子がまの表地と裏地を縫い合わせます。
②親がまの表地を縫い合わせます。
③親がまの裏地と①でつくった子がまを縫い合わせます。
④ ②と③を縫い合わせます。これで袋部分の完成です。
口金挿入
⑤ 子がまの口金の溝ににボンドをまんべんなく塗り、子がまの生地をはめ込みます。
実は、この時に大失敗をしてしまいました。
子がまの生地をはめ込む際に、口金の向きを逆にしてしまったのです。
生地をいれこんだあと、口金が途中までしか閉まらないことに気づいて発覚し、急いで生地をはずして口金の向きを直して生地を入れなおしたので、ボンドが生地にはみ出すわ、焦って、履いていたズボンにボンドがついてしまうしで、ほんと、ここまで丁寧に作っていたのが水の泡でした(T_T)
なんとか、リカバリできましたが、子がまの内布にははみ出したボンドが残ってしまいました。。。…>_<…
⑥ 親がまの口金にボンドをまんべんなくつけ、生地をはめこみます。
今度は間違えずにできました。
親がま、子がまとも、口金の四隅をペンチでおさえてから、ボンドがかわくまで口金をひらいたままにしておきます。
完成です。
この刺繍生地、厚みがあるので、縫うのや、口金に挿入するのに苦労しました。一度ミシン針が曲がりました…>_<…
大きさは型紙通りにできましたが、口金に挿入すると、口金部分の生地がキツキツで余裕がありませんでした。
ボンドはみ出た内布ですが、なんとか目立たなくなり気にせずに使えそうです!
カードポケットは8箇所です。お財布としてもバッチリです。
初めての親子がま口作りでしたが、楽しくできました。
別の生地でも作ってみたいと思います。